あらすじ

「みくちゃん、わたしはかいものにでかけるけど ひとりでおるすばんできる?」
ある日、おかあさんが買い物に行っているあいだ、みくちゃんと犬のミキは、はじめてのおるすばんをすることになりました。

「うん。だいじょうぶ。だってひとりじゃない。
ミキがいるもん。」

ミクちゃんとミキは、ちゃんとおるすばんできるのでしょうか?!

作家・編集者紹介

  • 子ども作家

    もうり こころ

    2007年、福岡県生まれ。小学4年生からVIVISTOP柏の葉に通いはじめる。小さい頃からおはなしづくりが大好きで、いままでに40冊くらいの自作絵本を作っている。今回は、ちいさい子どもたちに読んでもらえるおはなしを考えた。本作では、主に、文と題字のデザインを担当した。好きなことは、おしゃれと、ちいさい子どもたちと遊ぶこと。好きな絵本は『おでかけのまえに』(筒井 頼子/作・ 林 明子/絵 福音館書店)

  • 編集者

    にしざわ かずと

    1979年、長野県出身。武蔵野美術大学・視覚伝達デザイン学科卒業。ソニー株式会社(2003-2015)を経て、現在VIVITA株式会社で、子どもたちに向けて、モノ作りを通した学びと遊びの場を作る活動に参加している。クリエイティブツールの開発やデザイン・クリエイションを学べるワークショップを通して、アイデアやイメージを実現できるような環境を作る活動に力を入れている。本作では、編集と絵を担当した。好きな絵本は『はじめてのキャンプ』(林 明子/作 福音館書店)

編集者による
作家インタビュー

  • 見どころは?

    ほんとうに小さい子がしそうなことや言いそうなことや、犬がしそうなちょっとちょっかい出すようなところがかわいいので、小さい子におすすめです。ぜひ読んでください!(こころ)
    小学生の女の子こころちゃんが、小さい子どもたちに向けて考えた文章がとてもシンプルでかわいいです。短いお話で寝る前の読み聞かせにもぴったりなので機会がありましたらぜひ手にとってご覧ください!(にしざわ)

  • アイディアノートから完成まで

    実は最初の2ヶ月は全然違う話を考えていたのですが、構想が大きくなりすぎてまとめられなくなってしまい、締め切りまで1ヶ月という時点で編集者判断でその話はやめて別の話を新たに考えることにしました。そしてこころちゃんと相談して幼児向けで寝る前の5分くらいで読み聞かせできるような短いお話にしようと決めました。
    その日のうちにこころちゃんにお願いして短い話を考えてもらったのですが、この時点で完成した「おるすばん」とほぼ同じ文章ができていたのでとても驚きました。そこから編集者、絵とデザイン担当としてこの話をいかに魅力的に伝えるかということに集中して1ヶ月くらいで完成までこぎつけました。(にしざわ)

  • 編集者から見た作家の魅力は?

    こころちゃんはVIVISTOPで即興で楽しいコマ撮りアニメーションをよく作っていたのを見ていたのと、普段からお話を作るのが好きと聞いていたので、えほんプロジェクトが立ち上がった時に、一緒に絵本を作ったら面白そうだなと思い参加してもらいました。
    今回のお話はわずか1時間くらいでこころちゃんに考えてもらったのですが、こころちゃん自身が犬を飼いたいという思いがあって、もし自分が犬を飼ったらどんな生活になるのかを想像してお話を作ったということでした。こうした自分の思いや想像力から発想してすてきなお話を作れることにとても才能を感じました。(にしざわ)

  • 大変だったところ

    短いお話にしようと決めたので、どういうふうに短くするかに集中して考えました。また言葉が悪くならないように丁寧に文章にしてまとめるところが大変でした。(こころ)
    ちいさいこどものかわいい感じや、ちょっとした表情の変化などをシンプルな線でまとめて表現するのに苦労しました。
    また色の配色もこころちゃんと試行錯誤をしながらいろんなパターンを試してやっと合う表現を見つけました。(にしざわ)
    お互いひとりでは作れない本がふたりの試行錯誤で1つの形にできて、できあがったときにはほんとうにやってよかったなと思いました。

「おるすばん」
アニメーションCM

編集(にしざわ)の妄想で「おるすばん」のアニメーションを作りたいなと思い、いきなり長い尺を作るのは挫折しそうなので、15秒のCMとして「おるすばん」プロモーション用CMを作成しました。

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